どうも、ヨーグルト亮(@yogurt_ryo)です。
職業訓練の入校試験で重要なのは面接です。
試験では他にも筆記や実技がありますが、面接での内容が合否に与える影響は8割とも言われるくらい、面接が重要とされています。
今回は、筆者であるヨーグルト亮が実際に入校試験の面接を受けた時の内容や、された質問などをご紹介します。
志望動機や経歴の他にも、意外な質問があったのでぜひ参考にしてみてください。
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面接の内容は?
職業訓練の入校試験の面接ってどんな流れで進んでいくのか、心の準備のために知っておきたいですよね。
全く同じ内容ということはないかもしれませんが、面接の流れをご紹介します。ぜひ参考になればと思います。
面接の流れ
自己紹介
まず初めに、面接官の方から「簡単に自己紹介をお願いします」と言われ自分の今までの経歴等を語ります。
面接官の方が持っている自分の願書にも経歴が書かれていますので、願書に書いてある内容は完璧に言えるようにしときましょう。
自分の名前、学歴、職歴を簡単に述べるだけでも大丈夫です。
志望動機
試験を受けている職業訓練校になぜ通おうと思ったのか?今までの経歴等を交えて志望動機を話します。
今後就職活動を行う上で、訓練校に通う重要性を話すと効果的です。
↓効果的な回答については関連記事がありますので合わせて読んでみてください。
質疑応答
面接官の方から経歴や志望動機から質問され、それに答えます。
また、こちらから面接官の方に質問することもできます。意欲的に思われるために、何か一つでも質問内容を考えておきましょう。
所要時間
面接の時間は10~15分程度が多いよう。他にも応募されている方が多数いるので、長くなることはほとんどありません。
面接形式
面接官2人に対して1人
集団面接というところはあまりないそうです。
基本的な流れとしては、就職活動の面接と同じ感じです。
面接官の方の目を見て、言われたことに笑顔でしっかり応答できれば大丈夫です。
面接の雰囲気
面接の雰囲気も心構えのために、知っておきたいですよね。
就職活動のような、ガッチガチに真面目な空気なのか?
それとも、雑談ができるような気楽な空気なのか?
基本的には就活の時と同じように、真面目に進んでいくと思っておいた方が良いと思います。
僕が受けた学校の面接では、面接官の方はにこやかにされていましたが、学校によっては一切笑みのない緊張感のある面接をする場合もあるそうです。
前もって真面目に進むものと覚悟しておけば、万全の体制で面接に挑めると思いますよ!
面接で受けた質問。意外な質問も!

面接の流れと同様に、受ける質問の内容も就職活動の面接と似ていますが、他にも答えるのに困ってしまった、意外な質問もありました!
僕が実際返した回答や、それに対しての面接官の反応をぜひ参考にしてみてください!
「職業訓練校に最後まで通えますか?」
この質問に言葉が詰まってまうと「この人すぐに辞めたりしないかな?」と心配されてしまいます。
学校側はきちんと出席してスキルを身に着け、就職できる人を求めています。
最後まできちんと通えることをはっきりと話しましょう。
「はい、体調管理に自信はあるので問題ございません。」
と簡潔に答えるといいと思います。エピソードを交えると、さらに説得力がアップするでしょうね。
僕の場合「学校でスキルを習得し早く就職に繋げたいので、欠席することなく最後まで通いたいと思います」と答えました。
「この学校に通って、どのように就職に繋げていこうと思っていますか?」
これは学校に通う事だけではなく、就職活動についてきちんと考えているのかを知りたい質問ですね。
職業訓練校は就職できる人を増やし、就職率の実績を残すことに力を入れているので、かなり重要視しているようです。
「日々求人サイトを見て、訓練途中でも良い求人があれば挑戦していこうと思います。」
「クリエイティブな仕事だけでなく、様々な分野の求人に目を向け、就職活動していきたいと思います。」
このように早くから就職活動をする、専門的な仕事のみで絞って就職の可能性を下げないなど、早期就職に繋がりそうな返答をしましょう。
学校側は通学する態度に問題がなく、早期就職できる方に来てほしいと思っているので「自分が学校の運営側だったらどういう人に来てほしいのか?」と考えると良いと、おのずと良い回答ができると思います!
「訓練期間中、アルバイトはされますか?」
この質問はアルバイトすることが悪いということではなく、その人の状況を把握しておきたいという意図の質問です。
アルバイトで働く時間帯によって、定期的にある面談のスケジュールを調整してもらえたりするので、もし働く予定があるのであれば正直に答えましょう。
「平日は授業に集中し、休日にアルバイトしようと思っております」
「勉強の支障のない程度に、働きながら通いたいと思っております」
と本分は勉強の方だという事をアピールすればOKです!
僕は上記の2点を伝えたところ、面接官の方から「では大丈夫そうですね」と返していただきました。
「勤めている会社で自分のイスが壊れた場合、あなたはどうしますか?」
これは予想外の質問で、答えるのに少し困ってしまいました。
この質問については面接官の方が答えた後に、質問の意図を教えてくださいました。
僕は「まず上司に報告します」と答えましたが、それに対して「もし私が上司だったら、報告する前に自分で出来る対処はすべて尽くしたのか?ということを気にすると思います」と答えていただきました。
壊れたイスをまず自分で直そうとし、自分でどうにかならない場合に上司に報告し、改善を求めてほしいということです。
訓練校としては生徒という認識ではなく、会社に通っているという意識で学校に通ってほしいと思っています。
「学校で先生に勉強を教えてもらっている」ではなく「職場で先輩に仕事を教えてもらっている」という意識を持ってほしいと、面接官の方は仰っていました。
僕たちは無料で専門的な勉強を受けられるというお給料をいただく代わりに、就職という仕事をこなさなければいけないのです。
「会社」を「訓練校」に置き換えて、学校でも自主的に考えて行動できる人なのか?という事を知りたい質問だったのだと思います。
この質問に関して、僕は面接官が求めていた答えを言えませんでしたが、説明を受けているときに「確かにそうですよね」「これからはそういう面でも勉強していきたいと思います」という風に前向きに答え、失言をカバーできたのではないかと思います。
自分が答えたことに対して、面接官の方から何か指摘をされ失言だったと感じた場合、面接官の方の意見に寄せていくのも好印象になると思います。
面接では「就職する意欲があるか」を第一に見ている
職業訓練の一番の目的は就職であり、資格取得やスキルアップではありません。
ですから面接官もあなたが就職できそうな人か、就職する意欲があるのかどうかを重視して評価しています。
それを頭に入れておいて対策をしておくと、面接で好印象を与えることができるでしょう。
面接についての情報ってかなり少ないので対策も難しいかと思いますが、自分が採用する側だったらどんな人に来てほしいか?を考えて質問を備え、頑張りましょう!
まとめ

■職業訓練の面接は、就職活動と同じような感じ
■就職意欲があることをアピールすると効果的
いかがでしたでしょうか?
面接対策をしっかりすれば、職業訓練に合格する確率もぐんとあがります。
就職活動と同じように、志望動機や経歴などの内容をきちんと頭に入れておいて、ばっちり対策をしておきましょう。
意外な質問をされる場合もありますが、焦らず「自分が採用する側ならどういう人に来てほしいか?」を考えて答えるとばっちりですよ。
それでは、今回はこのくらいで。失礼します!